ロボット・位置情報ビジネス

[ROBOT BUSINESS] ロボット事業

草刈り作業は、緑地を保有する方にとって負担以外のなにものでもないです。
伸ばしっぱなしでは近隣の苦情が絶えず、刈ると騒音問題、刈くずの処分も発生します。高齢化の進む現在にあってはより厳しいものとなっております。
ロボットを導入することで、作業の大幅な削減を図ることが可能です。当社ではロボットの配置設計から工事、保守まで一貫して行っております。

導入事例:日比谷公園 第一花壇(千代田区 都市公園)

概要

公園管理事業でのロボット芝刈機の可能性を広げ、2021年4月から本格導入されました。約3,000㎡の芝生広場をロボットで終日管理しています。
ロボット機種:MIIMO(ミーモ)Honda製

事例①:導入前後の写真

作業前

作業後

芝刈りロボットと人力(機械)の性能比較

作業スピートでは、機械が圧倒的優勢です。ただし、騒音の問題や、実施回数の問題(景観の維持には、年間4回でも不足)環境負荷(刈くず処理)は依然として残ってしまいます。

経済性比較

経済性では、圧倒的にロボットに軍配があがります。人件費を抑えられるのが最大の特徴で、また長時間労働がありません。

[LOCATION BUSINESS] 位置情報システムの提供及び解析業務

樹木台帳調査で専用アプリケーションによる位置情報マッピングをクラウドデータベースで管理。
関係企業間で位置情報の共有・更新・運用をシームレスに行い、データ管理の冗長性を活かし様々なケースでの利用を可能にしています。
またご要望に応じて操作が容易なGISシステムの活用や従来型のCADと連携したコミュニケーションツールもご提案しております。

事例:植物管理工事における業務効率化に向けた管理システムの検証

発注者 LC総合サービス(株)
工期 R2.9 ~ R3.2

概要

団地内の植物をGISで管理可能か検討する業務でした。当初は、操作が容易で大規模データ処理の高速なGISシステムを提案しました。その後CADデータとリンクさせたシステムの実現性を探ったものです。

GISを使用することで、視覚的に問題を提示できます。

例えば、区町村ごとのURの団地の数を色によって表現することで、どの地域にどのくらい存在しているかを示したり、URの団地の情報をインタラクティブに閲覧できるようにしたり、あるいは統計データと紐づけて神奈川の農家の件数を表示させたりするとのができます。CSVファイルと紐づけることで、柔軟な表示が可能です。

神奈川県における団地の位置情報表示

このデータは、神奈川県に所在するUR団地の分布を青点により可視化したものです。
団地住所より位置情報付きのCSVとし、白地図と併せて表現しています。

URの団地の所在数をインタラクティブに表示

このデータは、先程のUR団地の分布を色により可視化したものです。
市区町村により団地の存在数にかなりの差がみられることが分かります。大磯や葉山にはやはり存在しません。

統計データと紐づけた神奈川の農家の戸数

このデータは、統計局のデータを使用し、神奈川行政区域別の農家の戸数を可視化したものです。川崎市川崎区には農家はありません。

横浜の中心市街地を3D表示

昨今では国土交通省 都市局 3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイトに於いて航空測量等に基づき取得したデータから建物等の地物を3次元で生成した3D都市モデルを公開しています。 商用利用も含め、誰でも無償で自由に利用可能なものです。(※容量大のためご注意下さい)